WE WILL NOT BE SILENT / 私たちは黙らない

Social Art, Installation
2022


*日本語のコンセプト文は英文の下にあります。


In this artwork, people's personal stories are continuously being printed. The narratives were told by people who spoke out and took actions that created movements. Those stories are deemed as a motivation or a starting point of what they are doing now.
Drops of sanitizer fall from above onto the printed paper, which represent "sanitization" that is a form of censorship, as they erase the printed surface. As the sanitizer dries however, the "sanitized" letters will gradually return as if our power of resistance will never be erased. 

When you read a story, a story of self becomes a story of us.
Our voices will pile up, creating our future that we are going to live with.

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この作品では、「人々の個人的な物語」が印刷された紙が台の上を流れ、時間とともに次第に積み重なっていく。これらの物語は、社会に対して声を上げ、行動を起こした人たちによって語られた、彼女ら/彼らが行動を起こすに至った元にある経験や思考についての語りである。
紙の上に落ちる消毒液(Sanitizer)は、検閲の一種であるSanitizationを表す。消毒液があたるとその部分の文字は消されてしまうが、”消毒"された言葉たちは、消毒液が乾くとともに再び浮かび上がる。
声を上げ変化を起こすこと、そして起こし続けることは、決して簡単ではない。恐さがあり、不安があり、障害があったはずだ。消された後に再び浮かび上がる文字は、それらを乗り越える「私たち」の強さを表している。

これは「私」が「私たち」になるための装置である。
あなたがその物語を読むことで、ひとりの物語が私たちの物語になる。
私たちの声は積み重なり合い、私たちがともに生きていく未来をつくっていく。